延岡市の夕刊「夕刊デイリー」の元旦の紙面で作品が紹介されました
(カラーでないのが残念ですが・・・)



色鮮やかな鳥獣や魚介類、植物などを寸分の違いもなく彫るウッドカービング(木彫り)は 世界中に愛好家がいて、インドネシアなど独特の文化として根付いている国もある。 カモやヤマメの置物、壁掛けなどがその代表だ。 精密に彩色された作品はまるで生きているかのように見える。 延岡市南一ヶ岡の津野宏一郎さん(65)は、フィッシュカービング愛好者の一人。 日本フィッシュカービング全国大会で連続優勝するなど、その技術は国内トップクラスで 独学ながらも見事な作品を作り続けている。自宅の玄関や広間は、まるで水族館のように 色とりどりの魚たちが泳ぐ。愛好者の多くが制作過程で胸びれなど後付けすることが多い中で、 津野さんは、後付け一切なしの「1本の木から削り出すこと」にこだわり続けている。 その見事な作品群を紹介する。
最近では年間テーマを決めて彫ることにしているという。今年はアロワナ、
オハグロベラ、 ニシキテグリ、ブダイ、スズキの5点を手掛ける予定。すでにアロワナは、試作品を制作中だ。 津野さんにとって「生きがい」でもあるカービングへの情熱は当分冷めそうもない。

                           〜紙面より記事抜粋〜 inserted by FC2 system